2018/11/25北九州 ウエルとばたふれあいフェスタ2018

2018/11/25北九州 ウエルとばたふれあいフェスタ2018

平松愛理

2018/11/25北九州 ウエルとばたふれあいフェスタ2018

平松愛理

「ウエル戸畑」

北九州は、昭和38年に門司市・小倉市・戸畑市・八幡市・若松市の5つの市が 合併してできた市であり、その発祥の経緯から面積も非常に大きい。 小中学校の社会の授業で4大工業地帯の1つとして習った方も多いのではないだろうか。 私の個人的な思い出としては、社会人1年目に勤務した会社の所在地であり、 1年半という短い期間ながら住んでいたこともある懐かしい街である。

 今回はその北九州でのイベントでのミニライブ。会場はJR戸畑駅から徒歩5分で 到着する「ウエル戸畑」。開演は1時30分であるが、 その前に北九州市障害者美術際の表彰式等が予定されている。 「ウエル戸畑」にはすぐに入れたが、大ホールの開場時間は12時30分であった為、 12時15分頃から大ホール入口付近に列が出来始めた。 北九州市人権推進センターのマスコットキャラクター「モモマル君」も周辺にいて列に 並んだ人たちとコミュニケーションをとるなか、私も列に加わった。 12時30分に予定通りに開場。客数は400人程であろうか。 市長、身障者福祉協議会理事長挨拶、美術際受賞者表彰に続き、平松さんのミニライブが始まった。

 イベント全体を通してだが、愛理さんのミニライブにおいても手話通訳が行われ、 また電光掲示板にMCの台詞が流れる。個人的には2004年の 岡山シンフォニーホールのイベントを思い出す流れだ(岡山のレポートはこちら)。 司会者が愛理さんのプロフィール(シングル「部屋とYシャツと私」がミリオンセラー、 アルバム「Single is best」も大ヒットし、レコード大賞作詞賞を受賞等) を紹介した後、愛理さん登場。(以下愛理さんのMCを愛「」で、歌った曲を♪…で記載します。)

 愛「こんにちは~。平松愛理です。北九州市市制55周年おめでとうございます! (場内拍手)。〇〇周年というと、お誕生日みたいで本当におめでたい気持ちになりますが、 実は私も来年デビューから30周年を迎えます(場内拍手)。ありがとうございます。 これからも、私の歌声で少しでも皆様の笑顔が増えますように、 頑張って歌い続けたいとおもいますので、よろしくお願い致します。

 さて1曲目ですが、ネスカフェのCMソングです。この曲、4年間流れているのに、 私の曲だという事を誰も知らない(笑)。CMの最初の方にちっちゃく 「平松愛理」で出てるんですけど、あっという間に、もう、くしゃみ していたらその間に消えてしまうぐらいにすぐ消えちゃうんです。 こんどテレビで曲が流れたら、少し注意して貰えるとうれしいんですが、 折角なので、今日は皆さんにもこの曲に参加して頂きたい!(場内拍手)。 ありがとうございます。最初は歌ですが、ドレミファソラシド~の音程に合わせて、 ララララララララ~と歌って頂きたいんです。(歌の練習後)皆さん優秀ですね~。 次は振り付けです。最初に左右の手を右に向けて、波のように揺らしてみて下さい。 振り付けのラッキー池田さんがコーヒーがなみなみと注がれている様子を表して作った…かどうかはわかりません(笑)。 これを4回。次に両手を前にして糸巻を4回以上。最後はクルリンパです。 (実際は振り付け毎に練習タイムがあるいました。振り付けについてはYouTubeの動画 「La La Smile」(サビ部分)で確認してみて下さい。)では、歌います。 歌の途中で私が「ラララで波!」と言ったら、お願いします!それではスタート!」

 ♪LaLa Smile

間奏中には「フレアイフェスタ!(今回のイベント)」「ウエル戸畑(会場)!」 と合いの手を入れる。もちろん地元の名所「小倉城!」「門司港レトロ!」を入れるのも忘れていない。 愛「ありがとうございました。皆さんすごいですね~。一番最初からもうラストみたい。 皆さん大丈夫ですか!?さて、司会の方からも紹介がありましたが、「FM OH!」と「TOKYO FM」で 「CHEER UP! MORNING」というラジオ番組を担当させて頂いています。 よろしかったら「RADIKO」でチェックしてみて下さい。 また、「WOWOWプラス」で「しゃべくりDJミュージックアワー」という番組を担当しています。 この番組はCMがない(笑)。内容は70~80年代の邦楽のヒットチャート100から選曲してお送りしています。 放送は毎月第1水曜日の10時からです。よろしかったらご覧になってみて下さい。それでは次の曲です。」

 ♪部屋とYシャツと私

   愛「さて次の曲ですが、私の恩師から私の娘あてに送られた手紙を きっかけにして生まれた曲です。その恩師、小林先生という方なんですが、 小さい頃にご両親を亡くされていて、娘あての手紙には 『僕は、子供の頃、成績があがっても、運動会で1番をとってもちっとも嬉しくなかった。 なぜなら一緒に喜んでくれる人がいなかったから。その点君は幸せだぞ。 君の事を自分の事のように喜んでくれるお母さんがいるんだから。』と書いてありました。 小林先生は第2次世界大戦もご経験されていて、英語の授業中に戦争のお話、 特攻隊に行った戦友のお話などもして頂き、命の大切さを教えて下さいました。 その教えは私の音楽活動にも影響を与えて下さっていると思います。 95年におきた阪神淡路大震災以降、毎年1月に「KOBE MEETING」 というチャリティーライブを行っています。24回目を迎える来年は神戸煉瓦倉庫 「K-wave」で開催の予定です。コンセプトは「ONE」。色んな意味があります。 人という意味もあります。収益金は震災遺児育成施設の神戸レインボーハウス、 東北レインボーハウスに寄付させて頂いています。それから、 神戸の皆さんの思いのこもったコスモスの種を、宮城県亘理郡山元町へ送って 東北の皆さんに育てて頂く「花サカスプロジェクト」というプロジェクトも行っています。 これからお送りする曲は2011年3月に仙台テレビで流して頂いた後に、 リクエストをたくさんいただいた曲です。そして、 もし、10歳の小林先生に会えたら、応援してくれている誰かがいるよと伝えたい… そう思って作った曲です。聞いて下さい。花と太陽。

 ♪花と太陽

愛「さて、最後の曲になってしまいました。この曲は私の故郷、神戸なんですが、 故郷の隣町から町のテーマソングを作ってほしいというリクエストがあり、作った曲です。 年令、世代を超えてみんながいつ言われても嬉しい感謝の言葉。それは、何でしょう?」 (会場はしばらく考えている様子。そのうち客席の複数の方から散発的に「ありがとう」の声) 愛「正解です!感謝する気持ちの歌です。今日という二度とない人生の記念日に… (マスコットキャラ モモマル君登場)あ~、モモマル君~。可愛い~!一緒に歌ってくれるの。 ありがとう!皆さんにも是非、一緒に歌って頂きたいです。サビの部分で『あり~がとう~』 と歌って頂き、私と掛け合いをして頂きたいんです。モモマル君、大丈夫?(うなずくモモマル君)では、練習です。」  (「あり~がとう~」の練習) 愛「皆さんとっても上手ですね!では、本番いきますよ~。」

 ♪ありがとう

 この曲は神戸明舞地区のテーマソングとして、明舞のショッピングモール「VIEERA(ビエラ)明舞」で初披露された曲である。 (私もふとした拍子に口ずさむ、覚えやすいメロディーと歌詞です。)この曲も含めて、 この日歌われた曲(「部屋とYシャツと私」を除く)は、YOU TUBEで公式の動画が流れていますので、 曲が気になる方は是非チェックしてみて下さい。実は私は明舞のイベント(ラジオ公開生放送&ミニライブ) も観覧させて頂きましたが、あえて今回は北九州のイベントをレポートさせて頂きました。 元北九州市民として、愛理さんに一言。北九に来てくれて、本当にありがとう!

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