比較検証

「朝のホームで」と「ビビッとドキットGood Day」の比較検証(?)等

平松愛理

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平松愛理

「朝のホームで」と「ビビッとドキットGood Day」の比較検証(?)等

「朝のホームで」と「ビビッとドキットGood Day」の比較検証(?)等

(過去の投稿から)

 いつも当ページを御贔屓にしていただきましてありがとうございます。「のりー佐藤」です。 ここに掲載しました文章は過去(2003年8月)に愛理さん関連の3つのファンサイト(BBS)に 投稿させていただきましたものです。当時の文章には、最後に「○○さんのサイトには、こんな文章も書いています。」 と記載し、読んだ皆さんに3つのサイト全てを周っていただこうという意図で書かせていただきました。 今回、その3つの文章に①~③の番号を振ることにより、このページで復刻させていただきました。 (つまり①~③の番号は形式状振ったもので、どれから読まれてもかまいません。) また、一部削除した文章がありますので、読みにくい点等があるかと思われますが 、あらかじめご了承ください。それでは本文に入らせていただきます。

  ① アルバム「fine day」について 

 今回1回目に取り上げるアルバムは愛理さん9枚目のオリジナルアルバムとなる「fine day」です。  さて、実は私このアルバムあまり聞いたことがありません。他の愛理さんのアルバムは、 色々な曲調が混在しており、聞く人を飽きさせないのですが… このアルバムに限っては同じような曲調が多く、聞く耳を止めてしまうんです。  そこでもう一度このアルバムを聞きなおしてみよう! というのがこのコーナーを立ち上げた本心なんです。  前振りが長くなりましたが本題です。  まず、このアルバムはジャケット写真がすばらしい。 どの写真をとっても、他のアルバムにない愛理さんの魅力を存分に表しています。  そして、タイトル(fine day)は、…  アルバムタイトルと同じ曲(いわゆるタイトルナンバー)はこのアルバムには収録されていません。 ですから、10曲目の「カラ元気」の「I‘m very very fine」 という歌詞からこのアルバムのタイトルは「fine day」となった。長い間私はそう思っていました。  今回、このアルバムを聞き返してそれは大きな間違いであったことに気づきました。  このアルバムの曲は全て「fine day」なのです。  つまりそれぞれの曲の主人公は、何かと色々ありながら、 全員最後は前向きなFINEな気持ちになっているのです。  3曲目「この街のどこかで」の主人公でさえ、シングルの時とはアレンジの違いがあり「fine day」なのです。 (なお、アルバムにはシングルバージョンと両方入ってますので、聞きくらべるのも面白いのでは…)  このアルバムで唯一さみしい気持ちを歌っている10曲目「カラ元気」はその曲調ゆえにあえて 「元気」という言葉をタイトルに入れていると感じるのは筆者の考えすぎでしょうか?  次にこのアルバムにまつわる私の想いでですが…このアルバムが発売された頃、 私は山口県下関市に住んでいました。私は今の会社に入った頃からある女性にずっと片思いしていました。 当時は会社に入ってもうすでに9年。若かった私が、何も考えず、宴会の席で 彼女に告白してから8年の歳月が流れていました。(もちろん、だめでしたけど… )それから何人もの女性に恋をし(恋に敗れてき)たのですが、彼女のことを忘れることはありませんでした 。この年ついにあの彼女から1通の手紙が…それは結婚式(披露宴)への招待状でした。 何人かの友達や知人が、彼女がなぜ私を呼んだのか不思議がりました。その答えは今でもわかりませんが、 幸せそうな彼女の前を通ったとき言われた一言「佐藤くん。…来てくれて本当にありがとう。」 という言葉は今でも忘れません。アルバム2曲目に入っている「Shocking Blue」が流れるとこのシーンを思い出してしまいます。  さて、1曲ずつの解説ができませんでしたが、このアルバムをお持ちの皆さんは もう一度アルバムを聞きかえして見てください。(すべてfineだと思います。)  ところで、愛理さんファンならば、このアルバム5曲目「ビビットドキットGOOD DAY」 は「朝のホームで」(アルバム2枚目 とっておきの20秒)と似ている!と思った方も多いのでは…  その比較につきましては、③に掲載しました。また、②には別のアルバムの感想を書いています。 興味のある方はのぞいて見てください。

② アルバム「とっておきの20秒」の感想

 「夏休みの宿題」のタイトルで「青春のアルバム」の感想を書いたのは去年の9月…。 その後BONさんから出された課題「とっておきの20秒」の感想文を仕上げることなく早一年。 また夏はやってきました。多分多くの方はおBON、じゃない楽しいお盆休みをお過ごしになったでしょう。 「のり…」にお盆休みはありません。しかし、まず課題を仕上げなければ休みはこない… そんな思いから今日は課題となっている「とっておきの20秒」の感想文を投稿したいと思います。 (な~んて書いてますけど、本人はいたって気楽に書いてますんで、楽~な気持ちで読んでください。)  「部屋Y」で愛理さんファンになった私は、愛理さんの過去を遡る気持ちで 平成4年に買った(個人的には愛理さんのアルバムとして、買った4枚目の)アルバムとなります。  私にとって愛理さんのいわゆる平松ソングは「Erhythm」(愛理さんの4枚目のアルバム)等に代表される曲調のものです。  ですからこのアルバムを聞いた素直な感想は「荒削りだなぁ~」という思いでした。  そこで今回はこのアルバムを聞き返すことから始めようとおもいます。  その結果、このアルバムは「すべてが混ざりあったカオスの状態」という新たな感想が浮かんできました。 初期の名曲「駅のない遮断機」、今の愛理さんにはとても書けるとは思えない「とっておきの20秒」、 恋愛とは全く違う形の愛を描いた「YOU ARE OURS」、若い娘の弾けるような恋を歌った「エンジンが笑っても」、 部屋Yのカップリングとして名高い「GIRLFRIEND」、そしてもちろん切ない恋を歌った曲も数々収められています。 (「私を忘れて」「YOU‘LL BE MARRIED」、「DAY BY DAY」)  正直、1曲ごとの感想を書くと長くなってしまうのでここで書くことはできませんが、 1ついえることは、ここにも愛理さんの原点があるということです。  さて、このアルバムには、今再びクローズアップされている名曲「朝のホームで」も収録されています。 この曲の感想については、類似した曲「ビビット ドキット GOOD DAY」と対比する形で… あ、字数が足りなくなってしまった。ということで、続きは③で書きたいと思います。 また、①では別のアルバムの感想を書いていますので興味のある方は、お越しください。 それでは、また…(長くなってすいません)

③ 「朝のホームで」と「ビビット ドキット GOOD DAY」の比較検証(?)

 今晩は。平松愛理さんのファンの1人「のりー佐藤」です。楽曲論に影響されて…というと少し大げさですが、 私も楽曲論を論じてみたいと思います。(なお、音楽的な知識はありません。ご了承ください。)  今回のテーマは、愛理さんの2枚目のアルバムに収録されている名曲「朝のホームで」と、 19枚目のシングル(アルバム10枚目「fine day」収録)の「ビビッとドキットGood Day」 (以下ビビットで表現します。)の比較と題してお送りします。  この2曲、非常に良く似たシチュエーションです。(CDをお持ちの方は聞き比べて見てください。) どちらの主人公も、おそらくOLではないかと思われます。 (朝のホームで…「毎日おきまりの仕事も同僚とのつきあいも」、ビビット…「やりかけの机の上のroutine work」) そして2人ともいつもの電車に乗るために駅へ向います。多分、定期券を持って…。 そこで彼女らがとった行動はいつもの行動ではありませんでした。朝のホームでの主人公は、 いつもと反対方向の電車に乗り込みます。(逆向きの電車が入りふいに乗り込んでしまった) 一方、ビビットの主人公は電車に一旦乗り込むのですが、途中でおりてしまいます。 (また同じ電車乗り込むよ…(中略)…足を止めおりてみた)多分全く知らない駅で…(受話器おく 知らない街角) この2名のとった別の行動は、後にどのような気持ちの違いを生むことになるのでしょうか。 この後、ビビットの主人公は知らない街の石畳のうえで、思いっきりリラックスし、自分を見つめ返します。 そして思います。(私も代わりのきかない人でいたい)と。この歌詞について私はこう解釈しています。 「同じ会社で働くなら、大勢の中の1人ではなく、役割のある、仕事をまかせられるような自分になりたいな…」 一方「朝のホームで」の主人公の思ったことは全く違います。「決まった生き方か、自由な生き方か。 人生はいつも自分が選べるの。(中略)明日死んでもいい位、生きてみたい。」 毎日の同じ生活パターンや仕事に飽きた2つの曲の主人公ですが、 ビビットの主人公はいつもと違う行動をすることにより、違う角度から物事を見る心地良さを知ったのに対し、 「朝のホームで」の主人公は「今の生き方だけが人生じゃない!」と悟ったようです。 「同じようなシチュエーションの両曲ですが、実は微妙な違いが隠されている」というのが私の感想ですが、 いかがでしょうか?(ちょっと解釈が強引かもしれませんが…) ということで、今日は「2曲の愛理さんの曲を比較する」といういつもと違う観点で感想を書いて見ました。 なお、この2つの曲を収めたアルバムの感想を「BON」さんと、「プリウス」さんのBBSに書いて見ましたので、 興味のある方読んで見てください。(リンクからどうぞ) それでは、また投稿します。(長くなってすいません。)「のりー佐藤」でした。

 

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