あの花みたいに

ボカロ

あの花みたいに

提供曲


重なる茶色の遊歩道一歩ずつ
枯葉の音時間を戻す
君の背中ふざけて押したあのベンチ
追いかけて欲しくて走ったこの道

君の左のポケットで
あったまってたのは
私の右手だけじゃなくて
私の毎日と未来だった

木枯らしの中空に向けて
必死で背筋伸ばした春の花を見た
この痛みを絶対忘れずに
強い人になりたい
あの花みたいに

結わえただけの髪映したコンビニの
扉開けずにいたのは
若さだけで様になってた昨日とは
変わってゆく今日に戸惑ったから

そういえば同窓会にも
行ってなかったっけ
ちょっとずつ違う苦さを皆
懐かしいあの場所で抱いているね

忙しく華やぐこの街で
尖るパンプスと恋とでなんとかやってきた
あの藤棚の下の鉄棒
さかあがりがもしも今出来たらきっと
制服で見た夢思い出すよね

返信メール嬉しさ溢れて涙止まらない・・

私を頑張らせてくれる
仕事や友情は大事な宝物
君がいなくなって分かった
どんな嵐だって雲の上の太陽信じれたとき
明日が見えてくる
あの花みたいに

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