所詮弱き者

ボカロ

所詮弱き者

平松愛理


約束というものは
自分が安心する為にある
安心っていうものは
自分を楽にさせる為にある
じゃ裏切られても許そう
”楽しかった”でいいとしよう
相手を責めないのが理想
けど無理なんだなー
この頭と心は別々

もう限界って叫んだら
ぼんやりした未来がそこにあった
私に何ができるだろう
今から何を変えられるだろう
過去の傷にフタをする
他人に理解を求めない
嫌なことをイヤという
ささいなことを一人で
素敵って嬉しがってたい

素朴を目指すと 不純が必要で
夢見るためには 失望がつきもので
魔がさすってことは 常識があるからで
嘘つくときには真実を知っている
そうひとつの出来事は
違うもので出来ている

じゃあどんなハプニングも
自分にいい解釈すればいいわけで
ならばこの世の全部の仕業は
私に何をくれるか考えよう
そんな発想にしがみつき
そーゆー想いにすがりつき
それで前をむこうとする
いやあでもこれってー
簡単にいきやしないできやしない

「心」っていう文字は
なんてバランスの悪い形だろう
こんな不安定なものを
この未完成な身体が支えてる
重いよ やすませてよ
ちょっと時間を止めてよ
でも神様の声がする
「キミ、永遠ナンテナイノダカラ
イソギナサイ」って
待ってよ
誰より知ってるくせに
私を創ったくせに
あなたの望みどーり
人はそんなに強くない

だからこれでもいいですか?
私はこれでいいですか?
今日も答えは聞こえない

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