恋は偉なもの

ボカロ

恋は偉なもの

平松愛理


(女)なぜなのよそのクラクション
あなた鳴らされてあやまるの
「どーも」なんて頭下げて もう!

(男)あんな奴 俺の人生
通りすぎていくだけだから
妙にかかわらないのがいい

(女)どうしてよ どうしてよ
怒りたい時 怒るのも男でしょ

(男)ううん 子供だね 子供だな
こんな渋滞の時には
誰もいらつくだろ?

(女)いいえ
やさしくて 大人だわって
それは勘違いだったみたい
ちょっと気の弱いとこなのね

(女)なぜなのよ 涙でちゃう

(男)都合悪いと君はそうさ

(女)もういい じゃあここでおろして

(男)ここは君 高速道路
ここをどうして歩いていくの?
いつだって破茶目茶なんだよ
そういった そういった
魅力も返せば ただのわがままになる

(女)ふん 分かったわ 分かったわ
ライナスの毛布は
もう今日限りにするから

(男)何?
結論出したがるくせ

(女)いつも煮えきらないそのくせ
さっきまで全て好きだった

(男)確かに
(女)うん

(女)優しさが臆病に 大胆が強引に
aboutさがいい加減に
またたく間に 裏返る
恋という不定指数の すごい方程式
アインシュタイン コペルニクスや
どんな偉い人も解けない

(男)又 明日はkissしてる
(女)なんて 恋って 異を超えた
(男)そうさ
(二人)恋って 偉なもの

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