虹がきらい

ボカロ

虹がきらい

平松愛理


海岸線 腰かけるように
雨上がりの島へと 虹のプリズム
しめった砂 風に投げるから
七色のかけらたち はやく逃げてよ

あの通りをビルを公園をそしてあなたを思い出を
忘れたくて ここへと飛び立った
だけど私
あの日の風が太陽が沈む夕日がもっと好き
あなたのいないきれいな虹が 大嫌い
空よ 今すぐ雨を降らせて

透き通る海 白い壁の家
バンガロー咲くオレンジ 教会の鐘
陽気な brown eyes 笑顔返せたら
恋は誰かのものじゃないと気づいた

も う新しい人といるあなたへ書くのよ
 air mail
私の愛は彼女のものじゃない
愛している
すぐに帰るわ 痛みがつけた空への足跡の
ひこうき雲を大きな虹が 消す前に
私 正直を守っていく

あの通りをビルを公園をそしてあなたを思い出を
忘れなくて 今やっと分かった
だって私
あの日の風が太陽が沈む夕日がもっと好き
あなたのいないきれいな虹が 大嫌い
いつか 二人きりで眺めるの
信じてる

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