部屋Yとカップリング
わかりやすく説明いたします。
部屋Yとカップリング
部屋Yとカラオケ
今となっては、何だっけになっているはずだ。だが当時、「部屋とYシャツと私」はミリオンセラーになった。 オリコン上ではミリオンになっていないが、オリコンは実販売数を出しているわけではない。部屋Yはミリオンセラーだ。 ミリオンセラーだから100万人以上の方が当時持っていた。まあCDレンタル屋も「売り上げ」に一役かったかもしれないが めんどくさいので、単に100万人が買ったことにする。シングルはレコードの時代から、Bめんと言われるものがある。 要するに、レコードをひっくり返したら、他の曲も聴ける抱き合わせの曲だ。90年代はCDになり、Bめんから カップリングといったものに変わった。そう悪い言葉でいうとおまけ曲である。 つまりシングル買うと抱き合わせの別の曲入ってる。平松愛理でいえば、「部屋とYシャツと私」の曲のカップリングは 「girlfriend」である。一番売れたシングルのカップリングだったことから、大して売れていないシングルよりかは 聴かれている曲となる。この「girlfriend」という曲も結婚を歌った曲であるならば聴いたことある方は思い出すはずだ。 さて。この曲はどんな曲だったかというと。部屋Yは結婚する女性が主人公なのに対して、girlfreindは主人公は 結婚する女性の同性親友である。それぞれの立場で歌っている。元々、「部屋Y」は親友の結婚式の為に書き下ろした曲だ。 となると「girlfreind」の主人公はおのずと平松愛理に近い人物であることになる。が、それは置いておくと。 いやあ、平松愛理は素直に喜んでいないことになる。テーマは歌詞にもある「I feel loneliness」である。私は孤独だ。 あなたは夢より旦那さんという夢を選んだね。私は祝福はするけど、正直孤独だわ。と歌っている。実に正直な人 ではないか。リリースしたのは1990年、平松が結婚したのは1994年から2005年の間。つまり発表時、平松は独身である。 ヒット時も独身である。部屋Yは平松愛理自身のことを歌ったと想っている人も多いが実はそれは虚像で、当時の実像は girlfriendなのである。そう考えると面白くありませんか。部屋Yを知ってる方。これはご存じだったか。 まさにこれが音楽のマジックである。