白い夏
歌詞
白い夏
岡村孝子
青い空に届きそうな海が広がってる
子犬がしぶき受けて 波とたわむれてる
強い風をさえぎる時 肩を抱いてくれた
あなたの細い腕が 不意に恋しくなる
今 同じ海で 風が変わる せつないほど
もう帰れないと 何かに背を押された
灼けた砂によりそってる 若い恋人達
ときめくその瞬間 そっと繰り返して
会わなくなる理由さえ
思い出せないほど
時間は流れたのね 二人過去の中
あの夏のように 白い雲が空を泳ぐ
もう忘れたよと 笑ったあなたのよう
あの夏のように 白い船が 海を泳ぐ
もう歩きなよと 手を振る誰かのよう
青い空に届きそうな海が広がってる
短い吐息の後 砂をはらった