琥珀色の思い出

歌詞

琥珀色の思い出

岡村孝子


小さな風の精たちが 吹き抜ける 時の扉
木々のざわめきの中で 蒼い芽が産声あげる
あなたはもういないけど
二人で歩いた小径は
今もかわらぬ ぬくもり 遠い日に心誘って
なつかしい風の声に
ふと瞳を閉じてみると
素敵な琥珀の思い出が手を振る

西陽のさす小さな部屋 うたたねしている横で
影と時がたわむれる あなたの好きだった午後
あの時二人で明日へ 旅立つことができたなら
こんなさみしさを胸に 残しはしなかったのに
アルバムにうつる二人は
色あせてしまうけど
素敵な琥珀色の思い出はいつまでも
なつかしい風の声に
ふと瞳を閉じてみると
素敵な琥珀の思い出が手を振る

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