エレベーター アクシデント
BGM
エレベーター アクシデント
平松愛理
手を延ばしたら きっと届くのに それなのに
身動きできず 声さえでないの
あまりに突然 私をおそったAccident
地下のホームへと降りていく駅のエレベーター
背広の仲間たちと乗り込んだ背中は
一目で思い出した あの頃頼ったあなたのものよ
手を伸ばしたら きっと届くのに それなのに
初めて会ったスーツのあなたは遠すぎて
昔と同じ 癖のある口調 変わらない
キャンパスでいつも 仲間とJokeを張り合った
懐かしい肩のライン 何度も頬寄せた
広くなったみたいね 今はもう誰かの為のもの
手を延ばしたら きっと届くのに それなのに
身動きできず 声さえでないの 遠いのよ
あなたの卒業の日 追いつけない私は
置いて行かないでよと 年下の自分 悔やんで泣いた
あなたなしでは 生きられなかった青春を
このままそっと 声をかけないで見送るわ
手を延ばしたら きっと届くのに できないの
あなたの中の私はあの日のままでいい
ドアが開いたら 別々の人が待つ場所へ
お互い違う幸せのために向かうのよ