BONと部屋Y談義

BONと部屋Y談義

平松愛理

BONと部屋Y談義

平松愛理

BONと部屋Y談義

じょに:ばんばんちー

BON:ばんばんちー

じょに:この挨拶、なんかいいなー

BON:ははは、昔から使っているBONの挨拶だよ

じょに:へー

BON:今日は平松愛理の代表曲「部屋とYシャツと私」 についての談義になります。今回、しっかりと聴いたのは はじめてだと想いますが

じょに:そうですね

BON:それで事前情報とか時代背景とかも聴いた上でどのような 感覚でした。まず部屋YのPVから

じょに:いやもううるうるしちゃった。ああいうのすぐ感動しちゃうタイプだから・・・ PVの中の成長と曲があいまって感動しちゃった

BON:あのPVは岩井俊二さんという監督がディレクションしてるんですよ。

じょに:ほー

BON:いろんな有名な人のPVとかをやっている人。で、平松さんがリクエストした ことは同じ昭和の家庭の同じ部屋で映してほしいということ。まさに成長が 描かれているという。だからあのPVだけみると猫をみるのがかわいいとか 成長がみれて感動的とか、映像は映像で別の感想を持つ人が多いんですね だけど曲だけ聴くと毒入りスープなんです

じょに:んっふふふ、そうね

BON:PV的にはうるうるきちゃう感じで、曲的にはどう感じました?

じょに:曲は毒入りスープでっていっているけど、ちょっと冗談風にいってるけど こういういいかたあれかな。昔ながらの女性。という感じ?ほんと昭和の印象を いだきました。

BON:あー逆に令和の女性はこうじゃない?

じょに:そう・・ね。まあ、「あれから」と比較したので感想もかわっちゃうかも しれないんだけど、最初のオリジナルのほうはやっぱり何があっても一緒にいる。 大好きだから、浮気されたら死んで一緒になろう。みたいな感じだし、三日酔いまで 許すよーって、ほんと大好きなんだな。って想う。ずっと一緒にいたいという気持ちを 歌詞から感じました。

BON:あー結構、女性からの視点と男性からの視点は違っていて

じょに:へー

BON:女性は美しい視点、男性からは毒々しい視点。ヒットしたのは女性が好んだんだけど あとあと話題にするのは男性のほう。

じょに:へー愛を感じたけどな。愛が重いのかな。怖いのかな。みんなやましい気持ちが あるんじゃないの?ないなら、毒入りスープといわれても、しないから大丈夫って

BON:本人もいっていたけど友人の結婚式のときに歌ったら、新郎はどーんとひいたみたいな

じょに:そうそう、もう浮気する前提みたいな感じだもんね

BON:それでいうと、関白宣言。聴いたことあります?関白宣言

じょに:あります。

BON:あれをなぞっているんですね。関白宣言の浮気のくだりは・・あろおろしながら覚悟して おけみたいな。だから男は浮気するもんだ。だったんですよね。関白宣言は。 そういう流れていくと、いやいや部屋Yでは毒入りスープよみたいな

じょに:うんうん

BON:その背景も男性にとっては脅威を感じる。

じょに:時代なのかな?!やっぱり。あたしはその時代がわからないから推測でしか できないけど、やっぱり昔のほうが浮気は多くて

BON:あー、今、浮気したらめちゃめちゃたたかれるものね

じょに:そうそう、今ほど情報がないから、結構泣き寝入りするとか。しょうがない、諦める ような文化があったのかもしれない。でもこの主人公は他の女性と一緒にいるぐらい だったら死んで一緒になりましょう。ぐらいの感じだったのかな

BON:ご自身はこの考えは感情移入できます?

じょに:感情移入できるかというと、「あれから」のほうが感情移入できるかな ずっと一緒にいたいというかんじはあたしにはないかな

BON:部屋Yってふわふわ感があって本音言っているのか建前で いっているのかわからないところがある。

じょに:今でもこういう人は多いなという感じしますね。

BON:まあでもいってしまうと1992年だから売れたんだろうね

じょに:んーそれはあると想いますね。すごい専業主婦って感じがしますよね。 時代的にもばりばり働く女性はあまり多くなかったって想うし、

BON:バブル期だったし。女性はゆっくりランチみたいな。今は子供もつことはおろか ひとりでもあっぷあっぷになってきた。結婚、負担おおきくね?っておもっている人も

じょに:時代だね。

BON:そうですね。話変わりますが、「あれから」はどうでした?

じょに:「あれから」はいいお話でしたね。

BON:あれからはちょっと現実チックな感じ。

じょに:そうだね。どっちかというと現代よりな感じがしましたね。 前のやつと比べて「あれから」のほうが女の人が強い女になった 印象がありましたね。自立した女性というか

BON:主人公が、結婚20年選手のようなものだからね。そこの年代がターゲット

じょに:確かにね。そんな感じがする。それを聴いて納得したというか オリジナルってちょっと若い女性という印象があって、どちらかというと 女の子。結婚したて。ぐらいの女の子の印象があって、「あれから」だと 結婚して何年も経って、女性というかお母さん、ちょっとしたことじゃ ときめかないわよみたいな。

BON:んー

じょに:そんな感じの女性に成長したな。その、成長を感じました

BON:ありがとち

じょに:今回はコーヒーでないですか?

BON:缶コーヒーでいい?

じょに:イヤではないけど値切られた感じがするんですけど

BON:そんなわけで部屋Y談義いかがだったでしょうか

じょに:楽しかったよ。今度、なに話すの?

BON:未定。。ということでじょにさんとの部屋Y談義でした

じょに:またねー

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