2004年11月13日 ラクーアガーデンステージ
2004年11月13日 ラクーアガーデンステージ
2004年11月13日 ラクーアガーデンステージ
2004年11月13日 ラクーアガーデンステージ
★ セットリスト ★
<MC>
1.あなたのいた夏
<MC>
2.夢について~ハイネの日記
<MC>
3.部屋とYシャツと私2004
<MC>
4.YOU ARE MINE
<MC>
<即売会~握手会♪>
★ レポート ★
先日ネットサーフィンをしていたらこんな情報を拾った。
平松愛理ライブ
開催期間 : 2004/ 11/ 13~ 2004/ 11/ 13
開催時間 : 14: 00~ 14: 30
場所 : ラクーアガーデンステージ ap SQUARE(えーぴーすくえあ)
東名阪のツアーも大成功に収め、10月6日にはアルバム「秋の虹」をリリースした平松愛理さん。日本・ベトナム観光文化祭の公演も決まり、今後ますます活躍が期待されます。闘病生活からも完全復帰して元気な姿をラクーアガーデンステージで見せてくれます。
東京ドームシティ・LaQuaの公式サイトによるものであり、愛理さんの公式サイトにお邪魔したところ、確かにこの情報が記載されていた。情報入手のステップとしては、
『普通、順番は逆じゃん?』
と思われるところかとは思うが、愛理さんに再び会えるのは嬉しい事である。何よりラクーアガーデンステージはオープンスペースであり、万人に愛理さんの歌声を触れてもらういい機会となり得よう。
而して当日これに参加をしてきたので、早速この時の様子を簡単に振り返ってみたい。
週間予報では土曜は曇り気味と報じられていたので、
『土曜の天気はいかに?』
と思っていたが、何とか今日は持ってくれそうな予感である。女心と秋の空は…と評されるところであるが、なかなかいい天気は続かないところである。その代わりと言っては何であるが、やはり秋の肌寒さは刻一刻と深まっていくと言うものである。
フタにとってはラクーアを訪れるのは3度目の事である。過去2回はいずれもなっちゃん事星井七瀬のイベントで訪れたものであり、同じステージに愛理さんが立つと言うのはフタにとっては却って新鮮な印象を覚えるところである。
当日は14時からライブ開始との事で、これに先立って13時半過ぎに会場入りした形だ。幸いとちらりほらりと空き席があり、前から3列目、センターど真ん中の座席を確保する。しばし右手に広がる噴水ショーを眺めつつ、土曜のゆったりとした一時を過ごす。ちらりほらりといつもお見受けする愛理さんを応援しておられると思しきファンの方々がお集まりになられておられるようで、実に頼もしい限りである。
行きかうジェットコースターをみるともなく見ていれば、14時過ぎにいよいよイベント開始となる。 まずは司会進行役の斉藤りささんが登場、簡単に本日のイベントの趣旨を説明する。
「私は撮ってもいいですけれど、平松さんはくれぐれも撮影しないで下さいね」
と斉藤さんは仰っておりましたが、実は愛理さん曰く斉藤さんもタレントさんとの事で、基本的には撮影はNGと言うことなのであろう。
斉藤さんに呼び掛けられる形でいよいよ愛理さんがステージに登場となる。秋らしく薄い紫のパーカーにベージュのズボンと言ういでたちである。
実は愛理さんと斉藤さんとは名古屋でラジオを一緒に行っている(注:RADIO-i (愛知国際放送) 79.5FM 『JYOSHI BEYA』 毎週土曜日22:00~23:00)との事で、実は昨日も名古屋で一緒だったとの事だった。思わずトークもタメ口気味となってしまうところであるが、
「いいよ、いいよ!」
と、愛理さんも気さくなものである。
「今日のライブはシンプルスタイルですね~」
と斉藤さんが仰るとおり、今日はステージの上にはキーボードが1台置かれただけのスタイルである。即ち今日は愛理さんの弾き語りが聞けると言う訳で、これだけでも足を運んだ甲斐があると言うものである。
「後楽園には来た事がありますか?」
と、質問をすれば、実は
「後楽園にはキックボクシングを見に来たことがあるんですよ~」
と、愛理さん。3列目程度の良席で、「ワー」とか「キャー」とか言われているシーンをテレビで映し出されて、これが上京して初めてテレビに映った機会となったとの事だった。
これはデビュー前の話であったとの事だった。
「人に歴史ありですね~」
とは、斉藤さんの弁である。
「うわぁ~、ジェットコースターが…!」
と、通過するジェットコースターに目をやる愛理さん。さすがは遊園地のオープンスペースである。
「不思議~!何だかテンポが速くなりそうだよね」
と、すっかり遊園地と言う夢の空間に浸る愛理さん・・・。
司会の斉藤さんが、
「曲は…」
と、トークを続けようとするも、
「わぁ~、噴水も♪」
と、愛理さんは全然聞いてない様子であった(w
何だかまとまりのあるような、無いような2人での絡みもここで終了。
「まずは10月6日リリースしたニューアルバム『秋の虹』からお届けします…」
として、『あなたのいた夏』の披露となる。
「子供が多いですね~4人、いや6人か…」
1曲終えたところでMCに突入する。さすがに後楽園と言う事で、愛理さん仰る通り確かに子連れが多い。愛理さんが数え上げた子供たちの数は最前列に座っていた子供たちの数である。う~ん、素晴らしき情操教育♪。実はフタの隣も子供連れのお母さんであったが、やはり子供は飽きてしまうのか、持参した鉄砲のおもちゃをカチャカチャ…。いやぁ~実にこの音が耳障りな事この上ない(苦)。しばしお母さんが
『これ、止めなさい!』
と注意を促すも、なかなかこれを止めてくれないのがまた…(汗)。
その間も愛理さんのトークは続く。
「娘が8歳で、今日はこれる筈だったんだけれど、捻挫をしてしまって…、これなかったんです~。娘にも届くように歌いたいです」
と、愛理さん。そして、
『お嬢さんの話が出たと言う事は、次の曲はアノ曲なのかな?』
と、類推するところである。
「次の曲は娘が学校に提出した作文の一文を貰ったものなんです。それに私が付け加えて曲をつけて、娘は初一音(注:ハイネ)って言うんですけれど、ハイネのパパがアレンジをしました♪」
と、曲紹介。この流れで『夢について~ハイネの日記』の披露となる。愛理さんに勇気を与えてくれたお嬢さんの作文であったと言う話は、先に行われた愛理さん8年ぶりのツアー『AUTUMN ON ROAD』内のMCでも語られていた部分である。
「今回のアルバムは1曲ごとにイメージ写真をつけていて、日替わりで変えられるようになっているんです。是非手に取ってみて下さい♪」
と、軽くCMが入って、話しは来るベトナム行きの話へとつながる。
「今週の水曜日?あっ、来週か(笑)?ベトナムに行ってきます♪」
と、愛理さん。
「実は国から呼ばれた初めての日本人なんです!!」
と、今回のベトナム行きに掛かる意気込みを見せるところである。今回の折角のベトナム行きと言うことで、お嬢さんは勿論の事、ご主人を始め親戚一同みんなで行く事になってしまったと言う。
「カルチャーショックが…」
などと言い掛けた所で、
「うわぁっつ~」
と、譜面が風で吹っ飛んで行くハプニングも見受けられた。さすがは野外ステージならではと言う事で…。
「16曲のうち、OKを貰った曲しか歌わないんです…」
「行った事が無い国で緊張しています…」
と、その後もしばしベトナムに掛かる意気込みを語る愛理さんであった。この流れで披露されるのは『部屋とYシャツと私2004』であり、実はこの曲は既にベトナムで披露する事が確定している旨、前回行われた『AUTUMN ON ROAD』のMCでも語られていた部分であった。
ここで再び司会進行役の斉藤りささんを招き入れる愛理さん。ラスト1曲となったとの事で招き入れたようであるが、いきなり、
「質問してください!」
と、愛理さんがするものだから、
「打ち合わせしていないよぉ~」
と、斉藤さんも困り顔であった。
「何食べましたか?…て質問ですか?」
とするも、
「どちらかと言うと音楽の話がいいです…」
と愛理さんからのリクエストが入り、今日の総括的な話となった感じがあった。
「1曲作り上げるのに、結局2年半掛かってしまっいました…」
と、『あなたのいた夏』について振り返る愛理さん。休養をしていた2年間にあって、
「夢は持ち続ける事が大切、幸せは探し続ける事が大切」
である事を見出したのであると言う。
「幸せのレベルは自分で決めるものです。急行に乗っていた自分が駅に降りて、空を見つめる機会を得ました。全てへのありがとうの気持ちを感じた…」
と感謝の気持ちが溢れて隠しきれない愛理さん、となれば、最新シングル『YOU ARE MINE』の披露となるのは必然的な事であろう。フタも今日はこのナンバーを披露してくれるのではなかろうか?と、楽しみにしてきた事だった。
こうして今日のイベントはニューアルバム『秋の虹』から4曲披露される形で終了となったが、ここで嬉しい告知が入る。『CDの発売がそちらで行われるのでお買い求めください…』の告知に次いで、
「それから握手会もあるんですよね~♪」
と、斉藤さん。
『何?握手会!?これは大変だ!!』
実はフタは今まで愛理さんと握手をして頂いたことが無いのである。…と言うか、愛理さん自身余り握手会を行ったと言う話を聞いた事が無いところである。フタの知る限りは愛理さんが復帰された折に「部屋とYシャツと「私の真実」」の出版を記念して福家書店新宿サブナード店で行われた握手会(残念ながら休日出勤で参加を断念…(TT))、先に東京タワーで行われたイベントでの販促、イブその他ハワイでのFCツアー、ホントそれ位しか行われていないと認識(本当はもっともっとあるのかも知れませんが…)している。出版記念イベントで愛理さんが、
「握手会なんてした事無くて、何だか芸能人みたい…♪」
と、仰っていたような気がする(記憶違いでしたら、スイマセン…)。なるほどこれはイイ機会である。今日と言う日の記念のためにも1枚アルバムを買い求めておくとするか…。
当の愛理さんも、
「握手ですか!?あぁ~っ、ハイハイ♪」
と、なかなかやる気の様子で、すぐさまステージから飛び降りようとする。慌てて、
「そこから降りるのは…」
と、斉藤さんに止められる始末であった。
「では準備をして下さい!」
との声に促されて、ステージ裏手からCDの特設販売コーナーへと移動してきた愛理さんであった。
あいにくと『飛ぶように…』とまでは売り上げは伸びていない感もあったが、それでも愛理さんに興味を持って頂いた方々であろうか、特に女性の方が多く買い求められていたと言う印象であった。
流れが一段落した感が出てきたところで、フタも1枚買い求めて、愛理さんが待ち受ける販促の並びのテーブル前へと歩みを進める。初めてお会いする訳ではないが、やはり握手ともなれば勝手が違うもので、やはり新鮮な緊張感を覚えるものである。
両手をそっと差し出し、愛理さんの手を包み込む。愛理さんの顔をじっと見つめて2、3話を伝えさせて頂いたのであるが、内心ではかなりテンパッていたのであろうか?自分でも何をしゃべったのかは余り覚えていないところであった。愛理さんがニコニコしながらウンウンと話を聞いてくれていた事、最後に
「愛理さんの曲は、癒されるのでとても大好きです!」
と伝えたところで、
「ありがとうございます♪」
と言われた事だけは辛うじて覚えている。これに対して何故かフタも頭を下げて、
「ありがとうございます…」
と一言返した。その間不思議な空間が2人を包み込んだ。1994年12月17日「かつしかシンフォニーヒルズ」での「いすの上にも7年」ツアーで初めて愛理さんを生でお見かけして以来、実に10年越しの愛理さんとのコンタクトを達成した瞬間であった…。