彼女になりたかった日

歌詞

彼女になりたかった日

西脇唯

小さい頃からなまいきだとか
冷たいとか言われて
そんな風にしか自分のことを
思えなくなっていた
靴ずれができたあの子にそっと
差し出したバンドエイド
あなたが初めて言ってくれた
”やさしいとこあるじゃん”
アカンベーをして まとわりつく
あの子がまぶしかった
腕組む二人 見えないように
いつも前を歩いた
あの子にはなれないけれど
”彼女”にはなれる気がした
欲しい恋はつらぬかなきゃ ふりかえらない
少年は大人になって
私のすぐとなりにいる
長い長い片想いは やっと扉をあけたの

胸元のめだつ洋服なんて
わざと着ないようにした
仲間で出かけるときは
いつでもしわしわシャツを着てた
呼び捨ての名前 車の話 まるで男の子みたい
頭のうしろに目がついてる そんなカンジの毎日
そのくせちゃんと
カバンの中”さいほう道具”を入れて
なさけないほど あなたを無視して
誰かとふざけあっていた
あの子にはなれないけれど
”彼女”にはなれる気がした
欲しい恋は思いこみも たいせつな武器
信じることをやめたとき
魔法はすぐに消えるから
恋の歴史のエピローグ 私だけと念じる

遊園地行くと 思い出す
みんながあなたやあの子に見えてくるから

あの子にはなれないけれど
”彼女”にはなれる気がした
欲しい恋はつらぬかなきゃ ふりかえらない
少年は大人になって
私のすぐとなりにいる
長い長い片想いは やっと扉をあけたの
Lalala
Lalala
Lalala

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