桜の降る街で

歌詞

桜の降る街で

沢田知可子

いつでも待たされていた
古いカフェテリア 
空地になったわ
あなたの異動辞令
聞いて泣いた席には
今はもう戻れない
桜の降る街が寒い・・
涙ふくよりその夢に
ついて行けばよかった
待たせてると泣かせてると
いたわる声のあなたこそ
淋しいと 気づきたかった

誰かと暮らす春はきっと暖かね
複雑な気持ち・・
あなたの夢のパズル
足りないものがあるなら
それは 愛だったのね
桜が降る 降り続ける
強がる彼を やさしさで
もっと支えたかった
悔やまないで 微笑んでと
伝えることも ないままに
思い出が 風に散ってく

ねえ元気なの?
変わらずに忙しいのでしょう?
もう無理したらいけない
あなたなら うまくゆくから

桜が降る 降り続ける
舗道うずめる思い出は
今も眩しいけれど
あなたらしく 生きて欲しい
祈る心のてのひらを いつまでも
降り続けてる

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