テリー伊藤ののってけラジオ

字おこし

平松愛理

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平松愛理

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テリー伊藤アナ: 4月9日、金曜日2時を回りました。こんにちはテリー伊藤です

田代アナ: こんにちは、ニッポン放送アナウンサーの田代由美です

(部屋Yのイントロ)

テリーアナ: もうみなさん、知っていますよね。嬉しい方が帰ってきてくれました

田代アナ: 今日のお客様は、シンガーソングライターの平松愛理さんです 兵庫県出身、平成元年にCDデビュー、平成4年に発表した、結婚に憧れる 女の子の淡い夢を歌った、部屋とYシャツと私はミリオンセラーを記録しました しかし、デビュー当時から、子宮内膜症との難病に悩まされ、2年前には 乳がんの手術を受けるなど、これまで8回の手術を経験。一昨年から治療に 専念するため、音楽活動を一時、休業していましたが、今年本格的に活動再開 闘病をつづった本、’部屋とYシャツと私の真実’を発表したほか、2年ぶりの新曲が 今月21日に発表されることになりました。改めまして、今日のお客様は、平松愛理さんです

テリーアナ: 宜しく、お願いします。平松さん。

愛理さん: 宜しくお願いします。

テリーアナ: 今年からね、また、復帰できたって、これ嬉しいですね。

愛理さん: そうですね、ちょうどデビュー15周年なんで、非常に嬉しいです

テリーアナ: ぼかあ、平松さんのね、さきほどもね、部屋とYシャツと私を聴いて、なんか 甘い感じじゃないですか。ほんわかした、なんかね、こんな生活をね、乙女心の 女の子はみんなしたい感じなのに、実際の平松さんは・・大変だったと思うんですけど

愛理さん: みんなこれ、私が主人公だと思って聴いてらっしゃる方が多かったみたいなんですけど

テリーアナ: そんな感じしますよねえ~

愛理さん: いや、とんでもないんですよ。絶対、結婚もできないし子どもも生めないって 思っていたので、あの~親友が結婚したときに、祝福と憧れをこめて書いた曲なんです だから、聴いてくださる方が主人公なんですって、100万回ぐらい、そのときいったんですけど 誰も信じてくれなくて・・・

テリーアナ: あははは・・

愛理さん: えへへ。

テリーアナ: 以前そんなことありましたよね。そんな中、今回、曲をですね、聴かせて もらったんですけど、またこれは平松さんの想いがたくさん入っているってことで

愛理さん: はい。

テリーアナ: え~まず、その曲の話をきかせていただきたいのですが、タイトルが。

田代アナ: YOU ARE MINE という

テリーアナ: YOU ARE MINE これにも想いがあるということなんですが ちょっといろいろきかせてください

愛理さん: あの、YOUって言葉が私がこの世に生まれて、今日に至るまでに 出会った人とか、物とか出来事とかをさしていて、でそれらはもうすべてMINE 自分の宝物だって気持ちで書きました。この曲は、癌の宣告を受けたあと 最初に書いた曲なんですね。

テリーアナ: 何年くらい?

愛理さん: 2001年12月です。

テリーアナ: ん~あの、立ち入った話を訊きたいんですけども、どういう状況の中で これを作れたんですか?

愛理さん: これは、んと、とにかく、翌月の、2002年1月17日・・1月17日って、 阪神淡路大震災があった日なんですけど、毎年、ライフワークとして、 チャリティライブをやっているんですよ。で、その日に、書き下ろしの曲を ステージで、やるっていうの決めていたので、どうしてもかかなきゃいけなかった んですよね。なので、1月17日に向けて、12月~、まああと1ヶ月もないなあ と思っている12月の癌の手術の直前にベットの上で、書いてましたね。 YOU ARE MINE を完成したのは、1月17日、ステージ、神戸のステージに向けて 走っている、新幹線の中

テリーアナ: あの、詞を読ましていただいてですね、非常に感謝の気持ち。 さきほど、言われてましたけども、宝物とか、非常にまあ、気持ちが伝わって くるんですけども、そういう状況の中って、人間って例えば、癌の告知を受けた ときに、そういう風な、穏やかな気持ち、感謝の気持ちってものになれるものなんですか?

愛理さん: 今までの人生を振り返って、で、ありがとうって思う気持ちと それからごめんなさいって気持ちと両方でてきましたね

テリーアナ: 人に対する、例えばなんでこんな病気になって世の中は楽しそう なのにってね、なんというか、嫉妬というかなんか、そういう部分って出てきませんでした?

愛理さん: とくに、私の場合は、12年間、子宮内膜症という病気、すごーい痛いんですね 重症だったんで、すごく痛かったから、え~?また~?またなの? 一応、2001年の6月に、子宮内膜症の根治的手術とされている手術を最終的に 受けるんですよね。だから、痛みとは、もうオサラバだわっ、って思っていたら その半年後の宣告だったんで、なんで、私ばっかりって想いはありましたけど でも、あの、何でしょうねえ。すごい、ありふれたことが、すごいことなんだなって。 例えば、生きてることとか、呼吸していることとか、喫茶店でコーヒー飲む こととか、なんかその辺の、その木々が、草花が。風に揺れてることとか なんかどれもこれも、すごいことだなって思ったので、そういうありふれた日常に 見落としている幸せっていっぱいあるんだなって思った瞬間に、すごく過去のこと まあ、小学校の恩師も含めて、親友も含めて、家族もありがとうってすごく、言いたく なったし、感謝の気持ちと謝罪の気持ちっていうのはあの~2つで1つなんですね なんか、ありがとうって思うと、あっ、だから、あれが出来なかったな。ごめんなさい。って 一緒に出てきちゃって。1番は、ありがとう、ありがとう。2番は、ごめんなさい。ごめんなさい。 って歌詞になっちゃいました。

テリーアナ: なんか、明るい感じがするなあ。何を心の支えにしてたんですか?その時期は?

愛理さん: 娘の笑顔ですかねえ~

テリーアナ: お嬢さんにはどんなお話をしていたんですか?

愛理さん: 娘に私の口から、あの~いったのは、渋谷公会堂でまあ、休業宣言した 翌月、2002年5月だったんですけども、4月に休業宣言をして、癌の公表もしたんですけど 次の月、ゴールデンウイーク明けに、娘が情緒不安定になっているのに気づいて ちょうど、小学校にあがったばっかりだったんで、なにもかも環境が変わったわけですね それにプラスアルファ、3日に1度は、ママのお歌が世界で一番好きって、言ってたのに 休業しちゃう訳ですよ、ママが。何もかもが変わっちゃって、それで私の口から まあ、’あなたのお友達のママは癌じゃないかもしれない、でもあなたのママは 癌だけど、人と比べちゃいけないのよ。人とくらべちゃ病気に勝てないのよ’って 言ったら、娘が、うあ~って見た事もないような、感じで泣いて、云った言葉が ’ママの痛いのがどんな痛いのかわからないの~’って云われたとき、 すごいこたえました。自分のつらさじゃなくて私の痛みを、どんな痛みなのか それだけを云って泣いてる、彼女の姿を見て、ダメだ、頑張らないと、ダメだ。

テリーアナ: え~それから2年、こうやって曲をだす。娘さんも喜んでくれてるね。

愛理さん: そうですね。なんか、去年の12月に、神戸のルミナリエで、少し、 2、3曲歌ったんですけど、そのときにあたしのモニターを見て、なんか 若いカップル達が、あ~だせえ~とかいったらしいんですよ。そしたら、モニターが ぼんやり写ってたらしくて、まゆげがすごい太かったんですって。 太いまゆげだなとかいってたら、あの~娘が・・足踏んできたから!

テリーアナ: あははは。

愛理さん: そんなことしちゃいけないのよって云いながら、ちょっと嬉しかった。

テリーアナ: ははは。曲聴かしてください。それじゃ、平松さんのほうから、紹介してください。

愛理さん: では、平松愛理で、YOU ARE MINE 聴いてください

(YOU ARE MINE)

田代アナ: お送りした曲は、今日のお客様、平松愛理さんの2年ぶりの新曲 YOU ARE MINE 今月21日に発売になります

テリーアナ: 話かわります。本を出版なさったんですよね。

田代アナ: 本のタイトルが部屋とYシャツと「私の真実」という本ですね

テリーアナ: そうですね。これは癌の克服をしたという気持ちがいろいろ出てくると思うのですが 一番、落ち込んでいたときというのが、あったと想いますが、どういうところから 克服して、復活できたんですか?

愛理さん: 部屋の模様替えからですね。音楽を作ることで、救われてきた人生だったんですけども でも、音楽を書くことすらできなくなってしまって

テリーアナ: そう、簡単に書けないよね~。一番大切なものってさ、自分でわかるからね。

愛理さん: そうですね。病気のイメージが強くなってしまって、そういう平松愛理に 何を歌わせていいかわからなくなってしまった。なので、まあ、できることからやっていこうと 思っていたところ、あの、娘が、部屋の模様替えをして欲しいって。 その部屋の模様替えからはじめていって、こつこつこつこつ、1CMづつ、1cmつづ よく本当に、あの引きこもりから復帰できたなと想います。

テリーアナ: そんなに引きこもってたんですか?

愛理さん: 2ヶ月くらい、ずっとソファーに横になったまま、動けなかったですね

テリーアナ: あらららら。まあ、でもね、今はね。歌を歌えるようになりましたので コンサートのお知らせがあります

田代アナ: そうなんですよね。復帰ライブを平松愛理さん、行います 4月21日、水曜日、YOU ARE MINE 待っててくれてありがとう。というライブになります。 場所が品川グローリアチャペルと。これは普通の教会。品川にある教会で行うんですね

テリーアナ: いいじゃないですか

愛理さん: 後ろに十字架があるんですよ

テリーアナ: いや、お洒落じゃないですか。

田代アナ: ね、素敵ですね。え~開場が夕方6:30、開演は7:00からとなっています 問い合わせは****(オフィシャルで訊いてください:BON CRESCENT管理人) ハートフルムーンまで、お願いします。それでは、お知らせのあとは 平松愛理さんに訊きたい5つの質問です。

テリーアナ: 平松愛理さんに訊きたい5つの質問。

田代アナ: はいか、いいえで、お答えください。子どもの頃から歌手になろうと思っていた

愛理さん: はい。

田代アナ: 部屋とYシャツと私を書き上げたときは、密かに、これは大ヒットするかもと思った?

愛理さん: ぜんぜん、いいえ。

田代アナ: 実は激しい、ロックも大好きだ?

愛理さん: はい。

田代アナ: ご主人には、初めて会ったときから惹かれていた?

愛理さん: ぜんぜん、いいえ。

テリーアナ: なんじゃそら?はは。ぜんぜんいいえって。

田代アナ: 人生を変えた一言がある。

愛理さん: はい、あります。

テリーアナ: 子どもの頃から、歌手になりたいと・・

愛理さん: 3歳の頃から、詞曲書いていたんで。

テリーアナ: 詞?

愛理さん: はい、詞っていってもたいしたことないですよ。空がソーダー水だったら いいのになあというような、詞をコード付けて、メロディで歌った。

テリーアナ: ピアノで?

愛理さん: はい。ピアノで。

テリーアナ: あっ、そうなんだ。小学校のときから、曲とか詞を?

愛理さん: 幼稚園ですかね。

テリーアナ: もう、何曲ぐらいある?

愛理さん: え?いや、わからないですね

テリーアナ: 日記みたいに書き留めているんですか?

愛理さん: そのときは、簡単に録音とかしてたらしいですけど、なくしたそうです。テープ。親が。

テリーアナ: もったいないね~

愛理さん: ね~もったいないですね。聴いてみたかった。

テリーアナ: 聴いてね。はははは。いや、本当に、そうだ~。例えば、中学、高校の時は たくさん作ったんですよね。

愛理さん: 15歳のときはじめて、人前で自分の作った歌を、ステージで歌って 16のときに、文化祭でオリジナルを披露したんですね。その瞬間からぜったい もう、デビューしたいっていうか。

田代アナ: 私には音楽しかない。

愛理さん: その瞬間から、人の道を踏み外しましたね~えへへ。

テリーアナ: その割にですね、部屋とYシャツと私、ヒットすると全然思わなかったっていってますけど

愛理さん: レコーデングをすること自体、すごい反対されて、この作品に対して。

テリーアナ: なんで?

愛理さん: 周りのスタッフが・・これ平松らしくないよって。 で、私。2ヶ月かかったんですよ。これ。たくさん周りの人、事情徴収して、書いてますから 自分はもう、結婚も諦めていますから、結婚した人にいろいろと取材したんですよ。

テリーアナ: でははは。

愛理さん: 2ヶ月かかったのに、やっとできて、録音をするぞ、レコーディングするぞっ って思うときに、やめたほうがいいといわれて、すごい腹が立って、レコーディングの お手洗いに、こもって、壁を蹴った。

田代アナ: トイレの壁を・・・

愛理さん: はい。それで、今度は非常階段のところで、なみだ目で座っていたら 守衛さんに、もう帰りたいんだけどっ云われて。

テリーアナ: あららら。

愛理さん: すごい、くやしかった

テリーアナ: ねえ、じゃあ、次いきましょう。人生を変えた一言っていうのは・・・

愛理さん: えと~初めて、入院したときに、子宮内膜症という診断を受けたときに まあ、子どもは無理かもしれない、そういう手術をするかもしれません、宜しいですか? っていう承諾書にサインをしたんですけども。そのときに、同じ病室の人だった 残り2人の方が、一人は身障者の方で、平松さん、好きなことを仕事にできるからえーやんか もう、一人の末期がんの方に、平松さんは生きていられるだけえーやんか。って おっしゃったんです。そのときにあっ、体に痛みを通じて心のいたみを私は歌に していこうという風に想いました。

テリーアナ: なんかね、コンサート楽しみですよね

愛理さん: 頑張ります。

田代アナ: 復帰ライブは4月21日、水曜日に、品川グローリアチャペルで 夜7時開演です。そして、平松愛理さんが、お書きになった本は、 部屋とYシャツと「私の真実」。集英社、Be文庫から、定価720円で 発売になっています。ぜひ、お読みになってください

愛理さん: 読んでください

テリーアナ: 曲もぜひ、聴いてください

田代アナ: 今日のお客様は、シンガーソングライターの平松愛理さんでした

愛理さん: ありがとうございました

END。


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