タバスコ-作詞部屋

アメジスト

元気そうに振る舞おうと
思えば思うほど
瞳がうるんでくる

他のひとを好きになった奴
のことは忘れろよ
あなたはそう囁く

とおりかかった光のお店
あなたは１つの　光を指した

この石は
恋愛の傷を癒やす
力があるんだとあなた
私の手のひらに乗せた
紫光

見てよ　この水晶なんか
一千万するんだね
お家が建っちゃうよ

そう云っては笑いこげてる
あなたの優しさが
眩しい　幼なじみ

アメジストが置いてある上
小さく　メッセージ書かれてた

この石の
効能は永遠の愛
を育む　もしかして
あなたが私の永遠の
紫光

波道

仕事の波　けんかの波　迷いの波　浜辺歩く
住まいの波　結婚大波　子宝波　歩幅あわせ

波打ち際の足跡は
二人の人生のエンブレム
いろんな波があらわれて
足跡残してひいていく

育児の波　まさか津波　老いさざ波　振り返ると
水にぬれるほどに二人は　かえていった絆の波へ

波打ち際の足跡は
二人の人生のエンブレム
いろんな波があらわれて
足跡残してひいていく

いつか一緒に天の川のさざなみになろう

波打ち際の足跡は
二人の人生のエンブレム
この先どんな波きても
二人で笑ってあるいてく

満天の星から

どこに座ったら綺麗に見えるかな
少年のようにはしゃいでる
溜息できるくらい
とても無邪気なところ
私の兄に似ていて抱きしめたい

＊ねえ私も　お兄ちゃんに似た
優しい彼にめぐりあえた
やっとあなたから卒業できるね
私これからこの人と幸せになる
見守っていて
満天の星から

上映の途中　森の香りがしたと
ただただ感動している
お兄ちゃんも
この人なら安心して
夜空の星でいられる　ねえそうでしょ

この人なら自然の私で
いさせてくれるような気がするの
やっと暗闇卒業できるね
私これから前向きに生きてみせる
笑っていて
満天の星から

流れ星１つ二人で眺めた
安らぎという空間生まれた私はじめて

＊

クリームスパゲティ

とにかく食べる人だった
私は見てるだけで
おなかいっぱいになるくらい

あなたが好きなスパゲティ屋
いつも頼むのは
グリルチキンとキノコの
クリームスパゲティ

私はいつもトマトベースだけど
あなたのスパゲティ頼んだ

＊一人前は食べられないと
私のスパゲティも
食べてくれたあの大きな
背中はもういない

自由でいたい人だった
好きなシンガー追って
どんなとこでもとんでいく

あなたが喜ぶ顔見て
私も微笑む
だけど未来の二人を
話そうとしても

あなたはいつも言葉を濁して
スタイル変えようとはしない

出されたものに手をつけてみる
思い出というパスタ
自由というこのクリーム
重くて食べられない

これでよかったの
好きだったけど
あなたは私より自由を選んだ

＊

幸せを作ろう

あれだけ大好きな車
派手にとばしてた
あなたが
お金かかるから売ろうと
云いだした
趣味を減らして
彼は私との生活に
夢を託した

＊幸せを作ろう
ギセイではない　ダキョウでもない
二人の夢を

あれだけ二人のデートで
派手に使ってたあなたが
コーヒーショップでいいかと
云いだした
結婚どうする？
先おくりしてた夢たちが
現実帯びる

幸せを作ろう
ガマンではないアキラメでもない
二人の夢を

人は変われる
新たな幸せのために

＊

moving cafe

ここは有名なあの人が
デートに使った場所なんだよと
誇らしげに
云う顔
笑っちゃった

そんなあなたが好きだから

ホテルまで見える六甲山
眺めてなごむ
cafe time
動くスクリーンは
心の宝

ここは何回もきてるけど
一人で入る勇気がなくて
恥ずかしげに
云う顔
笑っちゃった

そんなあなたが好きだから

須磨海岸はあそこね
眺めて和む
cafe time
動くスクリーンは
心の宝

ping

君からのメール届いてる
読む前から
嬉しくてほっとする　わくわくさ
心と心が繋がっている
難しいけど
大切だよね

＊Response from your heart node
届いているよ君の心

親友のメール届いてる
僕の彼女
すぐ返信ないと怒るんだ
疲れているとき　めいるよなあ
お互い心で
会話してる？

＊＊Sending to your heart node
届いてるかい　僕の心

＊

＊＊

タバスコ

残業の帰り道
今夜は弁当にしようかな
立ち寄ったコンビニで
何にしようか探してる

何気なしにとった　サラダパスタ
それとファイル買わなきゃ
探してたら　あったのあれが

SPICYタバスコ君
ちょっと好きだった
あの人今何してるかな
かつての私の同居人

あまりにもタバスコを
たくさんかけるから匂ったの
またやってんのゲキカラdiet
仕方ないわねと笑った

買うつもりはなかった赤い瓶を
知らずレジに運んだ
レジうってはじめて気づく

SPICYタバスコ君
ちょっとは痩せたの？
この瓶　オブジェにするね
かつての私の同居人

路線図

ありがとう
あなたのおかげで
いろんなところ
いけたね

だから今
方向音痴だった私も
無理なく目的地
たどりつく

＊今日はどこへいこうかと
ポケット突っ込みながら
電車の路線図見る
あなたのマネ
しみついている

ありがとう
あなたのおかげで
チョイとグルメに
なれたよ

昔から
出不精だった私も
自然に外へと
足がむく

今夜どこで食べようと
腰に両手おいて
電車の路線図見る
あなたのマネ
しみついている

あなたといた季節たち
私の性格の一部になる

＊

出会い

一人で毎日　cafe time
一人で毎日　shopping
一人で時折　loadshow
私はずっと一人だと思ってた

仲間と時折　drinking
仲間と時折　circle time
仲間と時折　concert
彼氏はずっと無理だと思ってた

でもどこで何があるかわからない
たくさんの知らない人と
あなたはすれ違っている
私もあるイベントである人と出会った