のんちゃんのふろですきー

のんちゃんのふろですきー

平松愛理

のんちゃんのふろですきー

平松愛理

のんちゃんのふろですきー

のんちゃんはお風呂が大好き。 週末は必ず朝風呂に入る。 入る前に必ず聴くものがあった。 毎週聴いているラジオである。

のんちゃんは録音された番組をかけた。 「平松愛理がお贈りしてます・・・プレゼンツTO BE YOUR STYLE、 え~もおおわりですかあ?おわりおわり。 番組では皆さんからのお便りをお待ちしております。 そして~もちろん、作詞グランプリ!こちらの ほうもがんがんお待ちしております。 グランプリは発表日には曲にして私の声で歌っちゃいます。・・」

のんちゃんはラジオを消して、A4のルーズリーフをとりだした。 そして、紙をもってお風呂前にいった。 彼女はルーズリーフを持ってお風呂に入った。 おっといけない、ボールペンを取りに一度戻る。そして入った。 のんちゃんはルーズリーフを水滴で濡れている壁に貼り付けた。 ボールペンは湯船の上枠に置いた。 のんちゃんはシャワーを浴びて体を洗った。 時折、水滴や泡がルーズリーフに飛び跳ねるが気にしない。 すっきりしたのんちゃんは湯船につかる。 ボールペンを左手に持ち、足をのばす。 そして、何か思い出すと、壁にはってあるルーズリーフに 文字を書いていく。 時折、字が出なくなって、紙に何度も円を書いた。

90分後、彼女は湯船からあがると、ルーズリーフを壁からはがし 洗面所に移動した。 のんちゃんは髪よりもまず紙をドライヤーでかわかした。 乾いた後、服をきた。 彼女はその紙をもって、電話機のところへいってどこかへFAXする。

「平松愛理のTO BE YOUR STYLE!作詞グランプリのコーナー さあ、皆さんの詞に私がメロディをつけて、クリスマスイブの放送で 私が歌ってしまうこの企画!。さて、今日はこの方から 紹介しましょうねえ。のんちゃんさん、おなじみですね、 ANOTHER FACEのコーナーでおなじみですねえ。 いつもありがとうございます。 この方のフレーズ好きなんですよねえ。 いつもネタを書いてくれるのんちゃんさん、感謝してます。 ほんと、構成作家なんてむいてるんじゃないかな、くふう。」

のんちゃんはにやりとしてルーズリーフを取り出した。

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